日本料理店「四ッ谷 みね村」(新宿区荒木町)が荒木町にオープンして、12月10日で3カ月がたった。席数はカウンター5席。
店主の峯村翔平さんは、「銀座 矢部」「南青山 いち太」などで修業を重ねてきた。幼少期から料理になじみのあった峯村さんが、日本料理の道に進んだことは自然な流れだったという。「数年前から独立準備を始めていたが、コロナ禍ということもあり時間を要した。縁もあり、この場所にやっと店を構えることができ、うれしさもひとしお」と峯村さん。
料理はおまかせコース(2万7,500円~)のみで、一斉スタートで提供する。「カウンター越しに、お客さま一人一人と向き合うことを大切にする」とも。コースは旬の食材を使った料理のほか、手打ちの十割そばも含むという。「包丁で角を立て、しっかりと冷水で仕上げたそばなので、歯応えの良さを感じてもらえるはず。もちろんそばの香りも楽しんでいただけるように工夫する。割烹(かっぽう)料理店だからこそ出せるそばの味わいを楽しんでいただきたい」とも。
自身が30代前半であることから、さまざまな世代に割烹料理に親しみを持ってほしいという峯村さん。「世代を問わず、記念日や大切な人との食事に割烹料理を選んでもらえるようになりたい。気さくに会話できる雰囲気も重視し、和食の良さを伝えていきたい。私自身もさまざまなことを吸収したいという思いも強い。時にはお客さまに教えていただきながら、店とともに成長し続けられるよう、まい進していきたい」と意気込む。
営業時間は18時~。完全予約制。