串揚げ専門店「串政(くしまさ)」(千代田区九段北1、TEL 03-3264-1194)が九段下にオープンして、9月16日で1カ月がたった。席数は、テーブル=30席、カウンター=2席。
店主の山崎政幸さんは飲食業界に携わり25年以上の経験を持ち、系列店の「魚政(うおまさ)」を月島で経営する。「魚政は漁港直送の魚介を提供する海鮮居酒屋。コロナ禍もある程度落ち着き、別ブランドの店を構えたいと考えた。九段下に串揚げを出す店がないことから、当店を構想した」と山崎さん。
ランチメニューは「豚の野菜はさみヒレカツ定食」「豚の串カツ定食」(以上900円)など。提供までの時間を短くし、オフィスワーカーが来やすい店づくりを行うという。ディナーは「おまかせコース」(3,500円)などのほか、単品の串揚げ「インカのめざめ」「厚揚げ田楽」(以上132円)、「ピーマン肉詰め」(198円)、「串揚げおまかせ盛り合わせ」(5本=968円、10本=1,738円)など。串揚げにはポン酢・ソース・塩を用意し、好みに合わせて漬けることができる。
アルコール類は、九州を中心に選んだ芋・麦焼酎、福岡や新潟など全国各地から仕入れた日本酒など50種類を取りそろえる。「名の知れた銘柄をカジュアルな価格で提供する。串揚げと一緒に心置きなく飲んでいただければ。利用シーンに合わせ、ランチとディナーで幅広いニーズに対応できる店を目指す」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時(土曜・日曜・祝日はディナーのみ)。