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飯田橋に「支那そば とも」 創業46年で閉店した「びぜん亭」公認継承店

「支那そば とも」の支那そば

「支那そば とも」の支那そば

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 飯田橋に「支那そば とも」(千代田区飯田橋1)がオープンして、8月10日で1カ月がたった。席数はカウンター=9席、テーブル=2卓。同店は、今春46年の歴史に幕を閉じた飯田橋のラーメン店「びぜん亭」の味を引き継いだ中華そば専門店。

「支那そば とも」の支那そば

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 店主の宮崎智広さんは、料理人として20年以上の経験を積んできた。「いつか自分の店を持ちたい」と以前から考えていたところ、縁が重なり、びぜん亭で修業することになったという。宮崎さんは「飽きのこないシンプルな味を受け継いでいきたいと考えた。びぜん亭の大将は今でも店を訪れてくれることも多い。近隣にも同じく、びぜん亭の公認継承店ができたが、良きライバル。びぜん亭の味を多くの方に食べていただきたいという思いは同じ」と話す。

 メニューはしょうゆベースの「支那そば」(850円)のほか、「ねぎそば(塩)」「もやしそば(みそ)」(以上950円)など。チャーシューは柔らかく「ほろほろと崩れる」ように仕上げる。麺はタチバナ製麺所の中細ちぢれ麺。宮崎さんは「びぜん亭の味はそのままに、作る工程でさらにうまみが深くなるよう工夫する。シンプルでありながら奥深い味わいを感じていただければ」と話す。

 今後は料理人の経験を生かしながら、中華そばを追求していくという。「料理人ならではのやり方で、自分なりに継承店としての店づくりを行っていきたい。楽しくアットホームな場所として、近隣をはじめ多くの方にお越しいただける店になれれば」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。日曜・祝日定休。

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