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東京で桜の開花宣言 靖国神社・標本木で5輪以上開花

薄紅色の花を咲かせる桜(ソメイヨシノ)

薄紅色の花を咲かせる桜(ソメイヨシノ)

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 靖国神社(千代田区九段北3)にある東京の桜(ソメイヨシノ)の標本木が開花し、3月14日、気象庁による開花宣言が行われた。東京都管区気象台が指定した桜である同木は毎年、東京の開花宣言を巡る報道の拠点となる。

「靖国神社」の桜標本木

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 開花宣言は、標本木が5~6輪以上開花した状態になることで出される。前日の13日に行われた気象庁による観測では4輪の開花が確認された。標本木の周りでは、報道陣のほか地域住民など60人以上が標本木の周りで見守ったが開花宣言は見送られ、14日の発表となった。3月14日の開花宣言は、観測史上最速の開花宣言となった2020年、2021年と同日の記録。平年より10日早い開花となった。

 寒暖差や雨風などの影響を受けるものの、ソメイヨシノは開花宣言から満開(八分咲き)となるまで期間が比較的短いとされ、花見のシーズンもまもなく始まる見込み。靖国神社に近い千鳥ヶ淵周辺などでは今月18日に「大妻さくらフェスティバル」、24日から「千代田のさくらまつり」が、それぞれ4年ぶりに開催される。

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