2014(平成24)年から始まった神楽坂の清掃活動が11月20日で100回目を迎えた。
リーダーの滝沢春奈さんは近隣企業と一緒になって回収したごみを引き取るなど、活動が始まったころから関わってきた。「『今から始められる、社会貢献を』をスローガンに、東京のお伊勢さまがいらっしゃる神楽坂で月1回の活動を始めた。最初は5人ほどで始めた活動だが、定期開催が浸透し、今では地域の方をはじめ多くの方と活動できている。参加者や関係者の方には心から感謝」と話す。
清掃活動は朝7時30分から、飯田橋駅西口側の「うしごめ橋」に集合して行う。対象区域は神楽坂1~6丁目が中心。100回目の開催時は約40人の参加者が集まり、子どもたちの姿も見られた。
活動開始から8年間、毎月活動を続けてきたという。「地元の方の理解と協力のおかげもあり、休まず続けてこられた。掃除を通して日頃の感謝の気持ちを深めたり、すがすがしい気持ちになったりした」と話す。清掃後は朝食会を開くなどして、参加者同士の交流の場も設けてきた。
今後も変わらず清掃活動を続けていくという。「小さな行動の歩みを続けていきたい。誰でも気軽に参加できるような温かい地域活動の場でありたい。活動を通して地域社会への感謝の気持ちを育み、楽しくコミュニケーションをとりながら、コツコツ続けていきたい」と笑顔で話す。
開催は毎月第3日曜。