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曙橋のカフェがオープンから半年 コロナ禍で生まれたクッキー缶販売

「カフェのある暮らしとお菓子のお店」提供するケーキ

「カフェのある暮らしとお菓子のお店」提供するケーキ

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 曙橋に「カフェのある暮らしとお菓子のお店」(新宿区住吉町、TEL 03-6380-6614)がオープンして11月20日で半年がたった。経営はテーブルインク(新宿区)。

「カフェのある暮らしとお菓子のお店」クリスマスクッキー缶

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 店主の原和美さんはカフェプランニングなどに携わってきた。「福岡でOLをしていた時、東京にいる友人から上京を勧められたのがきっかけ。当時カフェブームだったこともあり、東京のカフェに興味が湧き足を踏み入れた」と話す。新宿かいわいで系列のカフェを数店舗経営していたが、コロナ禍で営業できない時が続いた。原さん自身が「おいしいクッキー缶が食べたい」と思いついたことをきっかけに、オンラインでクッキー缶の販売を開始した。2カ月で300缶も売れるほど評判になり、原さんが以前から好きだったという曙橋に焼き菓子専門店として店を開くことにしたという。

 クッキー缶はギフト需要が多いという。「実店舗があることで、お客さまに十分な数のクッキー缶を提供し続けることができるようになった。缶のふたを開けた時に笑顔になってもらえるよう、一つ一つ丁寧に作っている。お客さまも、クッキー缶を贈る相手の笑顔を想像しているはず。その期待に応えたい」とも。

 クッキー缶は「ねこクッキー缶と珈琲(コーヒー)ドリップバッグのセット」(4,500円)や期間限定の「クリスマスクッキー缶」(4,000円)など。焼き菓子は、「バスクチーズケーキ」「ロールケーキ」(以上650円)、「スコーンサンド」(550円)、「カヌレ」(300円)、「スコーン」(350円)など。「菓子に合わせて小麦粉や発酵バター、砂糖などを使い分ける。カフェ利用のお客さまには、サービスでハリネズミクッキーを一緒に提供する」とも。

 オープンから半年がたったが、利用客は近隣住民や学生、会社員などさまざま。「多くの方に支えられて今がある。お客さまに『オンラインでもクッキー缶を買っている』と言われた時はとてもうれしく、パティシエと一緒に喜んでいる」と原さん。「曙橋商店街をさらに盛り上げていきたい。地域密着型の店として近隣の方々に愛され続ける店にしていければ」と笑顔を見せる。

 営業は金曜・土曜・日曜・祝日の11時~19時。

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