JR東日本が7月15日、駅名に「ケ谷」が付く市ケ谷駅、千駄ケ谷駅、阿佐ケ谷駅を巡る「帰ってきちゃった!ケ谷スタンプラリー」を始めた。2019年の初開催から、3回目の実施となる今回。「駅名が似た3駅を、このスタンプラリーをきっかけに覚えてもらうことで地域を発展させたい」と駅社員が発案したのがきっかけ。
スタンプラリーの参加記念品として3駅オリジナルの硬券3種を用意するほか、3駅のスタンプを集めた後、市ケ谷駅でアンケートに答えるとオリジナルグッズが当たるスピードくじを引くことができる。併せて、市ケ谷駅の改札口で「入鋏(にゅうきょう)ばさみ」体験もできるという。「『入鋏』とは、自動改札機が普及する前、改札の駅係員が乗客の切符に切り込みを入れていた業務。現代では普段見ることのできない貴重なもの」とも。
担当者は「今回は有料イベントとなるが、初めて入鋏ばさみ体験などを用意したので、昔を懐かしんだり、知ってもらったりしてほしい。世代を超えて楽しんでいただければ」と呼びかける。
スタンプラリー台紙は750円で、電子チケットの購入が必要。8月31日まで。