神楽坂の赤城神社(新宿区赤城元町1)で、7月2、3日に「七夕文化祭」を開催した。
同祭は、7月7日の七夕にちなんで、さまざまなイベントや催し物で参拝者をもてなす祭り。手作りのクラフト小物や布バッグなどが一斉にそろう「あかぎマルシェ」や、拝殿の中で茶会に参加できる「茶の湯体験」などの出店もあった。ラメ彩画家である滝沢彩輝さんが個展「星に願いを」を境内の展示会会場で同時開催したほか、神楽坂にいるキャラクター「モグハル」も来社するなどして盛り上がりを見せた。
境内には七夕のササだけでなく、狛犬にも花が生けられた。手がけたのは華道家の山田尚俊さん。赤城神社が、滝沢さんやモグハルとコラボレーションした短冊も販売し、思い思いに願いを込めて飾る参拝者の姿も見受けられた。
3日には落語芸術協会に所属する太神楽師である、鏡味味千代(かがみみちよ)さんが奉納演芸を披露し会場を盛り上げた。来祭者からは「久しぶりに季節を感じるイベントに来られてうれしい。天気にも恵まれ、あかぎマルシェも楽しむことができた。短冊も色とりどりできれいだったので、願いを込めて飾った」「モグハル君のファンなので、会えて良かった。思っていたより大きかったが、赤城神社とマッチしていてかわいかった」などの声が聞かれた。