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まち歩きマップ「新・神楽坂楽楽散歩マップ 令和版」 27年ぶりに刷新

新・神楽坂楽楽散歩マップ 令和版

新・神楽坂楽楽散歩マップ 令和版

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 神楽坂のまち歩きマップ「神楽坂楽楽散歩」が昨年12月1日、毘沙門天前にある「神楽坂楽楽散歩」案内板リニューアルに伴い、「新・神楽坂楽楽散歩 令和版」として刷新された。第1版発行部数は666束(1束=30冊)。

1994(平成6)年3月に発行された初代「神楽坂楽楽散歩マップ」

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 「1994(平成6)年3月に第1刷が発行された同マップの情報も古くなり、神楽坂の街の様子もだいぶ変わったためリニューアルに至った。新しくするに当たり、単なる神楽坂の案内マップとするのではなく、神楽坂を特徴付けるマップにした。最新の情報はもちろん、神楽坂通りの成り立ちや、能楽・箏曲・長唄・新内節・落語などの伝統芸能、文学・演劇・演芸などの神楽坂に関わる文化人、神楽坂の粋な花街文化などを記載している」と話すのは、神楽坂を中心とした情報を発信している「かぐらむら」を運営する長岡弘志さん。

 2000 (平成12)年に設置された「神楽坂楽楽散歩」案内板の地図は、20年ぶりに書き換えられ設置された。当初の原画は1994年3月、「神楽坂まちづくりの会」のメンバーだった、東京理科大学建築学科の沖塩荘一郎教授のゼミ生3人によって描かれた。それを紙媒体のマップとして、江戸情緒の残る神楽坂の街並みを散策する際の「友」として使ってもらえるよう、神楽坂の歴史や伝統文化、そして多様性のあるイベントなどに直に触れてもらえることを願い、折り畳み式でA1サイズの持ち歩けるマップが制作された背景がある。

 「『伝統と現代が触れあう粋なまち神楽坂』の実現を目指して、神楽坂の地域特性である『伝統的情緒に彩られた』街並みを、多くの来街者が楽しく散策できる一助となれば」とも。

 制作は神楽坂楽楽散歩制作委員会が担った。メンバーは、編集委員=石井要吉さん・鈴木俊治さん・長岡弘志さん、デザイン=岡田栞さん、イラスト=みよこみよこさん、特別協力=NPO法人「粋なまちづくり倶楽部」・東京理科大学建築学科沖塩荘一郎教授。神楽坂通り商店会、神楽坂商店街振興組合、本多横丁商店会、神楽坂仲通り商店会、神楽坂小路親交会の5つの商店会が協力している。

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