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神楽坂に「ノーズ トゥ テール」 自分で焼かないフルアテンド焼き肉店

神楽坂「Nose to Tail 」加藤夫婦と、ミス酒の森田さん

神楽坂「Nose to Tail 」加藤夫婦と、ミス酒の森田さん

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 神楽坂に焼き肉店「Nose to Tail (ノーズ トゥ テール)」(新宿区神楽坂3、TEL 070-8491-0829)がオープンして2カ月がたった。オープン日は昨年11月29日。席数は、カウンター=12席。

神楽坂「Nose to Tail 」肉を焼く様子

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 同店は、すべての肉を目の前でカットから焼きまで提供する、自分で焼かないフルアテンド焼き肉店。土佐備長炭を使い、肉を炭火で直焼きするのも特徴。和酒にもこだわり、日本酒コンシェルジュを担当する初代ミス日本酒(Miss Sake)の森田真衣さんも協力されている。

 開店するに当たり、店主の加藤宗平さんは「お客さまが食事に集中できる空間を提供していきたい。焼き肉というと大体が自分で焼く店が多いが、良い肉を自分で焼くよりプロに任せた方が良いんじゃないかなと思いフルアテンド式にした。メニュー見てビクビク注文するより全部込みのおまかせコースで、気分良く食べていただけたら。牛込神楽坂坂や牛込柳町など昔は牧場だったこともあり、牛にまつわる地域なので、焼き肉店を開店するなら神楽坂でやろうと思った。ちょうど丑年の「11月29日(いい焼き肉の日)」で、この機会を逃すと12年後になってしまうので、この年でやらなければ店をやらなかった」と背景を話す。

 加藤さんは、元グローバルダイ二ングで熟成肉の研究開発をしていたという。「その肉をさらにブラッシュアップしたものを作って提供していく予定。日本で一番うまい熟成肉を作っていく」と意気込みを見せる。

 店名の「Nose to Tail」は「鼻先から尻尾まで」から由来。「一頭分の命に感謝して食べ尽くそう」と思いを込めている。「すべてにおいて作ってくれている人がいる。全部に感謝しながら『すごいな』って思いを持ちながら食事をしていただきたいので、店の作りもカウンターのみで目の前で作り手の話をしながら食事ができる店づくりを心がけた」とも。

 同店は夫婦で経営しており、店主の妻である加藤茉紘さんは「食材を大事にして、なおかつ日頃の鬱憤を忘れるほど楽しめるのが当店だと思う。日常を外に置いてここで楽しんでいただければ。1人でも、デートでも、ご家族でもどんなシーンでもご利用いただける。特に家族連れなど、ご相談いただければ通常の営業時間外にも対応できる」と呼び掛ける。

 メニューは、ドリンク込みの「おまかせコース」(1万4,000円)のみ。ミス酒の森田さんお薦めの日本酒は、埼玉県の石井酒造「豊明 一期一会」シリーズ。

 営業時間は、18時~23時20分まで。予約は3部に分かれており、1部=18時~20時20分、2部=19時30分~21時50分、3部=21時~23時20分(各部、最大6人まで予約可能)。政府の方針に従い、営業時間が変わる可能性あり。

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