飯田橋に立ち食いうどん「肉汁饂飩(うどん) 誠」(新宿区新小川町1)がオープンして1カ月がたった。オープン日は5月28日。
店長の大沢誠さんは懐石料理に18年間携わった後、独立して同店を開いた。「元々、いつかは自分の店を開きたいと思っていたが、この度、縁があり飯田橋へ出店できた。肉汁うどんは埼玉県が由来の料理といわれており、薄口しょうゆを使うのが主流。当店では一味違った肉汁うどんを提供したいと思い、しっかりとした味付けのだしを開発し、オリジナリティーを追求した。オープンして1カ月たったが、ありがたいことに常連さんもできて好評」と話す。
だしは、独自にブレンドしたかつお節やさば節、ウルメイワシなどをベースに、シイタケやゴボウなどの野菜も使う。「長年培ってきた飲食での経験から得た、だしの知識を使い、うどんにどう落とし込んでいくかを研究した。肉汁が濃いことで、シンプルなうどんも満足度が高く、召し上がっていただける」と自信を見せる。
メニューは麺の量が選べる「肉汁饂飩」(400円~)のほか、さまざまなトッピングを用意。麺は温(あつ)と冷(ひや)から選ぶことができ、肉汁は温(あつ)のみ。麺を食べた後は、肉汁を饂飩湯で割る飲み方もお勧めだという。
「立ち食いうどんなので気軽に立ち寄っていただき、食べてもらえればうれしい。たくさんの方に満足いただける一杯を提供できれば」と意気込みを見せる。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~20時。