伝統芸能フェスティバル「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2021」のライブ配信が5月22日・23日の2日間、公式ユーチューブチャンネルで行われる。主催は公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京とNPO法人「粋なまちづくり倶楽部」。
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2021」ことだまライブ 新内節 鶴賀伊勢吉さん
神楽坂に縁のあるアーティストが集結し、さまざまなジャンルの伝統芸能を披露する同イベント。今年は新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、オンライン配信のみとし、公式ユーチューブチャンネルで神楽坂からライブ配信を行う。配信会場は、赤城神社をはじめ老舗割烹(かっぽう)の座敷、ライブハウスのほか、今回初めて矢来能楽堂とダンスシアターのセッションハウスも加わる。
古典空間 伝統芸能プロデューサーの小野木豊昭さんは「神楽坂のまちの方々に支えられて、今年で9回目を迎える。伝統文化の色彩を残すまち神楽坂の魅力と、その懐に抱かれつつ、今に橋を架ける伝統芸能、その両方に出合うことができる。驚きや感動を神社仏閣の境内、路上、店舗など、神楽坂のまちと一体となれる場所で感じていただける演出を練ってきた。今回はライブ配信という手段で広く知っていただくチャンスと考え、いつも通り丁寧に取り組んでいく」と視聴を呼び掛ける。
「伝統の良き部分と、伝統を未来につなげる形を各コーナーに配した。矢来能楽堂では体表現の流れのテーマを『祈り』とし、雅楽の舞楽、能、日本舞踊を披露する。セッションハウスでは、日本の伝統音楽と世界の音楽とのジャンルを超えたコラボレーションなど見どころ満載」とアピールする。
配信時間は、22日=11時~、23日=12時~。視聴無料。
「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」の公式ウェブサイトと公式ユーチューブチャンネルで配信。