
江戸川橋に「こるでろ食堂」(文京区関口1、TEL 03-6265-0577)がオープンして1カ月がたった。ラム肉料理を中心に提供する同店はカジュアルなスペインバルをイメージ。カウンター=7席、テーブル=20席。
ラムもも肉のステーキ=江戸川橋のスペインバル「こるでろ食堂」
店長の公文康隆さんがスペインに滞在していた時、地元に根付いたバル文化に感銘を受け、スペイン料理に興味を持ったことがきっかけ。「スペインではバルが生活の一部で、世代を問わずいろいろな人が気軽に利用している。当店もそうした店になれれば。店名の由来はスペイン語で子羊の意味を持つコルデロから。レストランのようなクオリティーのラム肉料理を肩肘張らず食べてほしいという願いから『食堂』と名付けた。ラム肉料理がメインの食堂兼バルと思ってもらえたら」と話す。
メニューは、グラムを選べる「ラムもも肉のステーキ」(950円~)や「ラム餃子(ぎょーざ)」(290円~)など。公文さん自らが腕を振るい、「新鮮なラム肉だからこそ提供できる料理」を取りそろえる。「料理と合わせてワインも一緒に味わってほしい。ラム以外にも、他の肉料理やさまざまなサイドメニューも用意しているので、いろいろと試してもらえれば」。コロナ禍でのニーズを受けて、今後はテークアウトにも対応する予定。
「新鮮でおいしいラム肉料理を気軽に食べていただける店。地域に根付いた、皆さんの日常の一部のような、気取らない店として利用してもらえれば」と笑みを浮かべる。
営業時間は16時~23時30分(緊急事態宣言中は全日20時閉店)。日曜、第2・4月曜定休。