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市ケ谷に学童施設「探求学童Q 放課後の秘密基地」 子どもの自発性育てる

ワークショップの様子

ワークショップの様子

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 民間児童施設「探求学童Q 放課後の秘密基地」(新宿区市谷田町2)が2月8日、市ケ谷にオープンした。学習塾などを展開するManai(新宿区)とロジム(渋谷区)が共同で運営する。

 Manaiの野村竜一社長は「学習塾の運営でも、子どもたちの自発性を大切にすることを理念に掲げている。学習塾という立場からだけでなく、もっと日常的に子どもたちの生活に根付いた自発性の育成が必要だと以前から思っていた。当施設は従来の学童とは異なり、子どもたちが自ら物事に興味を持って、多種多様なプロジェクトを行える環境を整えている。施設名の『Q』はクエスチョンから。子どもたちの素直な『なぜ?』を大切にし、調べたり研究したりできる環境さえあれば、子どもは自らの意欲で成長していく。私たちはそのサポートをする」と話す。

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 同施設の時間割は、Qtime(キュータイム)とワークショップで構成。「キュータイムは宿題をやってもいいし、何か好きなことがあればそれをプロジェクトとして突き詰めてもいい。ワークショップは約1時間の授業みたいなもの。プログラミング学習やロジカル作文の書き方講座からヨガまで、さまざまな分野を用意している。自分に合ったワークショップを選んでもらえれば」と利用方法を提案する。

 「人は、人から教えられたことより、自分で興味を持って学習したことが一番身につくと考えている。子どもにとって、自分で好きなことを始めるのはすごくハードルが高い。いかに押し付けではなく、好きなことを一緒に見つけてあげて後押しできるかが大切」と話す。現在通っている子どもたちも、自分がやりたいことが明確ではないケースがほとんどだったが、同施設のプロジェクトを通して徐々に自発性が育ち始めているという。

 「コロナ禍で制限の多い現在だが、好きなことや興味があることから物事を学んでいくという教育の原点に立ち返り、次世代である子どもたちを育てる助けになりたい。この活動が子どもたちのためだけではなく、私たち大人も含めた社会全体の教育に対する姿勢を見つめ直すきっかけになれば」と期待を込める。

 施設には室内は土足エリアと、一部素足エリアがあるという。3Dプリンターやドローン、顕微鏡、最新機器などの設備も整えている。会員対象に施設内の様子を動画配信し、子どもの様子をスマートフォンで確認が可能。ビルの下、および最寄駅までの帰宅時送りを2021年中にバスによる送迎サービスの導入を予定する。

 利用料金は入会金=3万3,000円、平日会員=平日週1回(2万5,000円/月)、平日週3回(4万8,000円/月)、平日週5回(6万円/月)。チケット制=土曜日チケット(5,000円/日)。無料体験も実施。

 運営時間は、平日=15時~19時。土曜=10時~17時(不定期開催)。日曜・祝日定休(イベントあり)。小学生対象。

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