四谷のウニ料理専門バル「ウニココのトナリ」(新宿区四谷1、TEL 03‐3353‐0255)が2月2日で1周年を迎えた。同店はウニレストラン「ウニココ」に隣接するウニバルで、経営は飲食事業・自家農園を展開している辻田ファーム。席数は24席。
2018(平成30)年にウニ専門レストラン「ウニココ」をオープン後、「さらに気軽においしいウニを食べてほしい」という思いから同店をオープンしたという。
「ウニには特別な思い入れがある。なかなかおいしいウニの専門店が無いことに気付き、自分がそんな店を開きたいと思った」と話すのは社長の辻田啓伸(ひろのぶ)さん。料理人でもあり、ソムリエでもある辻田さんは自ら全国各地のウニ産地に足を運び、最も状態の良いウニを仕入れているという。
「バルとしてはもちろん、ごはんメニューも充実させているので、さまざまな用途で利用してもらえれば。コロナ禍でのオープンは大変だったが、現在はテークアウトのオーダーも多くあり、自宅でもウニを味わってもらえている」。ウニを使った料理は約40種類で、テレビ番組に出演した際に考案した「ダッシュウニ丼」(3,500円)をはじめ、「ウニTKG」(800円)、「タパス3種盛り」(1,800円)などを提供する。
「ウニココはウニ料理で世界一を目指しているウニ専門レストランだが、ウニココのトナリは地域の方々に寄り添うような気張らない店。大変な時期だが、当店で気軽においしいウニを食べていただければ」と2周年に向け意気込みを見せる。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時(緊急事態宣言期間中は全日20時閉店)。