江戸前すし店「來経(きふ)」(新宿区若宮町、TEL 03-3268-6033)が9月30日、懐石料理からすし店に業態を変更して営業を再開した。席数は、カウンター8席。
しばらく休んでいた同店は以前、同じ場所・店名で懐石料理を提供していたが、神楽坂に和食店は多くあっても、江戸前のすし店はあまりないため、業態変更を決めたという。
「來経」は、「年月が過ぎてゆく」「時が流れる」を意味する言葉。「お客さまに居心地の良いゆったりとした時間を過ごしていただき、ゆっくりと時間をかけてこの街で育っていきたい」という願いを込めているという。
シャリは赤酢を使った秋田県湯沢産「あきたこまち」と岩手県遠野産「遠野4号」をブレンド、ネタは近海天然物を採用している。料理長の佐藤佑樹さんが秋田県出身であるため、日本酒は秋田県中心でそろえている。料理を演出する「器」も、岐阜県多治見の陶芸作家手作りの作品を使う。
メニューは、「おまかせコース」(2万2,000円)を中心に、昼は2つのコース(8,000円、1万2,000円)を提供している。ドリンクはビール(900円)、日本酒(1合1,000円~、グラス500円~)など。
営業時間は18時~23時(18時~と20時30分~の2部制)。10月20日から火曜・木曜・土曜のみ12時~14時も営業。日曜・祝日定休。