神楽坂・兵庫横丁を抜けた路地に6月8日、ジビエを扱うビストロ「Nico Chelsea(ニコ チェルシー)」(新宿区津久戸町、TEL 03-5206-4455)がオープンした。経営はジビエや和食、洋食業態の飲食店経営やプロデュースを手掛ける夢屋(渋谷区)。
「ジビエフレンチ」をコンセプトに、ハンターから仕入れるジビエを一年中提供する同店。今回、茅場町から移転オープンした。古民家を改装した温かみのある雰囲気の店内には、1階にカウンター席・テーブル席・個室、2階にテーブル席を配置。席数は、1階=20席、2階=25席。
主なメニューは、「自家製ジビエシャルキュトリー盛合せ」(3点=980円、5点=1,380円)や「エゾ鹿もも肉のタルタル」(850円)、シカ・イノシシ・カモ・キジ・ウサギなどを用意する「ジビエ炭火焼き盛り合わせ」(2種=1,880円、3種=2,680円)、茅場町時代から人気という「鹿と胡桃(クルミ)のポテサラ」(450円)、「兎(ウサギ)のパイ包みオーブン焼き くり~むキャロットのソース」(1,280円)など。
ドリンクメニューは、国産・フランス産ワイン(グラス=450円~、ボトル=2,500円~)を中心に、生ビール(550円~)、「Nico特製レモハイ」「自家製サングリア」(以上500円)、ウイスキー(450円~)などを取りそろえる。30~50代をコアターゲットに据え、客単価は4,500円程度。
「適切な処理を施すことで臭みのないジビエになる。ジビエに対する固定概念を覆させられれば」と店長の佐藤義紘さん。「まずは神楽坂の街に溶け込むこと。多くの方に知っていただき、ご来店いただきたい」と呼び掛ける。
営業時間は、平日=17時~23時30分、土曜=16時~23時。日曜・祝日定休。