牛込警察署裏手の住宅街にレストラン「SECRETO(セクレト)」(新宿区二十騎町、TEL 03-6265-3664)がオープンして1カ月半がたった。オープン日は10月14日。
国内のホテルやレストラン、フランス「ル プチニース」、スペイン「ドスパリージョス」「エルブジ」で腕を振るい、マンダリンオリエンタル東京「タパスモラキュラーバー」のスーシェフを務めた薮中章禎さんが開いた同店。「好奇心のすべてを、超え続ける。」をコンセプトに、枠にとらわれないイノベーティブな料理を提供する。
店舗面積は33坪。客席はカウンター10席のみ。1日10人限定の完全予約制。店名はスペイン語で「秘密」を意味し、来店客はエントランスを入るとウエーティングバーに通される。全員そろったところで、細い通路を通ってダイニングルームへと移動し、約2時間半の食事が一斉スタートする。
メニューは、料理とペアリングのドリンクを合わせた1万6,000円のディナーコースのみ(税・サービス料込み)。12~13品で構成する料理は、およそ2カ月ごとに内容を変えるという。12月22~25日はクリスマスディナーコース(2万円)のみの提供となる。
「コンセプトには、おいしい料理を食べたい、楽しみたい、一緒に来た相手に喜んでもらいたいなど、さまざまな好奇心の想像を超えたいという思いを込めた」と薮中さん。店名のイメージから出店場所を神楽坂に決めたという。「近隣の方にもお越しいただきたい。食べ慣れていらっしゃる方も多いと思うので、好奇心のある方にお越しいただき体験していただければ」と呼び掛ける。
営業時間は、ドアオープン=18時40分、料理スタート=19時。予約は電話とホームページから受け付ける。