市ケ谷駅前に2018年4月、飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル「ファーストキャビン TKP市ヶ谷(仮称)」(新宿区市谷八幡町)が開業する。8月23日にファーストキャビン(千代田区)が発表した。
大型貸し会議室施設兼本社ビルである「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」の一部をコンバージョンし、「ファーストキャビン」を併設。貸し会議室利用のビジネスマンをメインターゲットに据え、低価格な宿泊施設を貸し会議室内に開設することで、企業・団体の会議や研修参加の利便性を高め、高付加価値を創出する考え。会議室を利用する企業の出張費のコストダウンに貢献する一方、会議・研修参加者には大浴場を併設したスタイリッシュな空間でくつろぎとコミュニケーション空間を提供する。
面積は1767平方メートル。滞在空間となるキャビン数は165キャビンを予定。利用料金は未定。主な設備は、シングル専用キャビン、大浴場、ラウンジなど。
「ファーストキャビン」は現在、全国12施設を展開しており、本年度中に20施設以上に拡大する予定。