曙橋駅近くに5月9日、海鮮酒場「喰場(くば)の心」(新宿区住吉町、TEL 03-6274-8866)がオープンした。
店名は四字熟語の狗馬之心から。狗馬之心は犬や馬が自分を養ってくれた主人に対し、恩を忘れず使えるように、ささやかながら恩を返すという意味。店主の斎藤さんは「私たちもお客さまへの感謝を忘れずに、おいしい食事の場を提供したい」と話す。
斎藤さんが一目ぼれしたという内装には、普段の食事とは違う場を作りたいという思いから、こだわりの食器やグラス、選び抜いた約50種の日本酒が並ぶ。お手洗いにも、心地よく使えるように手を使わなくてもいい機能を付けるなどの細やかな気配りも。
メインは海鮮料理。斎藤さんの地元である北海道から直送される生ガキなど新鮮な魚を提供する。メニューは「北海道厚岸産殻付き牡蠣」(380円~)、「刺し身、本日のお任せの四点盛り」(1,580円)、「ババガレイの煮付け」(880円)、「かつおのカツレツ」(580円)、「マグロとアボカドのタルタル」(580円)、「和牛のたたき」(1,280円)、「おすし」(580円~)など。
アルコールは「十四代」「田酒」「新政」「而今」など約50種の日本酒(半合320円~)、果実酒、焼酎(以上480円~)、ビール(500円)、酎ハイ(380円)、カクテル(480円)など。
今後の展望について、斎藤さんは「今後、喰場の心をより多くの方に知ってもらい、地域にしっかりと根差していきたい、曙橋の活性化にもつなげていければ」と意気込む。
開店を記念し現在、5月いっぱいまでドリンク乾杯無料(500円以下のドリンクに限る)、数量限定で北海道のスイーツもサービスする。
営業時間は、17時~23時30分。日曜・祝日定休。