早稲田通り神楽坂上交差点近くに、天然石を中心に扱う雑貨店「岩座(いわくら) 神楽坂店」がオープンして3カ月がたった。運営はアジアン雑貨「チャイハネ」などを展開するアミナコレクション。
「日本の文化」をコンセプトに、天然石を使用したアクセサリー類やインテリアを扱う同店。神楽坂店は同ブランドでは5店舗目となる。
宣伝広報部の山本恵子さんは「岩座ブランドは系列店の中でも特別な存在」と話す。今年で40周年を迎える同社では、これまでアジアン雑貨「チャイハネ」やハワイアン雑貨「Kahiko」など、「世界のフォークロア」をテーマに特色ある店舗展開を推進してきた。
「これまでの店舗展開を見ると、海外路線に傾倒していると思われがちだが、創業者は神社の本を出版するほどの日本通。同ブランドは『日本の文化を吸収して、世界に触れ、日本の文化を届ける』という思いからたどり着いたもの。そのため出店場所を決める際にも、街のテイストとマッチするかなど慎重に検討を重ねている」と山本さん。
店内には「和」をモチーフとした、バリエーション豊かな天然石のアクセサリー類やスマートフォンケース、ICカードケースが並ぶ。その他盛り塩皿や神棚、オリジナルの御朱印帳なども用意。中でも天然石を使ったブレスレットと、主に洋間や単身者向けのモダンなデザインの「神棚」が人気という。
店長の二階堂さんは「天然石一つ一つに意味や効果はあるが、実際には初詣などのお参りと同じように、心を整えて意識を希望の方向へと向かわせる補助具のようなもの。アクセサリーのオーダーメードにも対応しているので、ちょっと背中を押してもらいたいときなどに、気軽に利用してもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~22時。