神楽坂上交差点近くの路地に10月16日、和食店「瓢箪坂（ひょうたんざか） おいしんぼ」（新宿区白銀町、TEL 03-5579-2131）がオープンした。経営は和食店「暗闇坂 宮下」や洋食店「MIYASHITA」などを手掛ける暗闇坂宮下（港区）。

新店オリジナルメニューの「ほたてだし焼き卵」

　2000年10月にオープンした和食店「神楽坂 おいしんぼ」（神楽坂4）の姉妹店となる同店。2階建ての古民家をリノベーションし、洋間と畳敷きの部屋を配置した昭和の雰囲気が残る店内で、産地から毎日仕入れる旬の食材を使った料理を提供する。席数は、1階＝カウンター席とテーブル席、2階＝個室4室を合わせた66席。

　主なメニューは、1号店の名物という「自家製豆腐」（680円）や「生麩（なまふ）田楽」（780円）、「生麩と季節野菜の揚げ出し」（1,080円）などの生麩料理のほか、新店オリジナルの「ほたてだし焼き卵」（790円）、「松坂豚の朴葉（ほおば）トリュフみそ焼き」（1,130円）、「ホロホロ鳥の串焼き」（1,320円）など。ドリンクメニューは、日本酒（600円～）を中心に、ビール（580円）、ハイボール、梅酒（以上500円～）、サワー（500円）、焼酎（630円～）、ワイン（グラス＝980円～）など、幅広く取りそろえる。

　「『瓢箪坂』は『神楽坂』とは店内の雰囲気が異なり、昭和のレトロ感が残るタイムスリップしたような雰囲気をお楽しみいただける空間。オリジナルメニューも用意しているので、ぜひ両店の違いをお楽しみいただければ」と広報を担当するセリュックスホールディングス（港区）の原野樹里さん。昼は主婦層、夜は20代女性、30代男性をコアターゲットに据え、客単価は昼＝1,500円、夜＝5,500円を見込む。

　営業時間は11時30分～15時、17時～23時。日曜定休。