8月8日の「プチプチの日」を前にした8月6日、JR市ケ谷駅周辺で「プチプチ」を使ったオリジナルグッズの無料配布イベントが行われた。
同イベントは、電子部品の梱包などに使う気泡シート「プチプチ」の製造販売を行う川上産業(本社=愛知県名古屋市)が企画したもの。プチプチの粒の並びの一部が数字の「8」に見えること、パチパチ(88)とつぶすことから8月8日を「プチプチの日」と制定し、2000年に日本記念日協会の認定を受けた。
東京営業所を置く市ケ谷駅周辺では、2000年から無料配布を実施しており、毎年新入社員で結成されたプロジェクトのメンバーで、配布するグッズを決定する。この日用意したのは、プチプチでできたカードケースで、通勤・通学の時間帯に当たる8時半ごろから社員4人で配布を開始し、用意した700個を約30分で配り終えた。
同社の担当者は「2000年から細々と活動しているが、ありがたいことに『今年もやるの?』という事前の問い合わせもいただいたりする」と話し、「プチプチのファンが増えて、川上産業の名前も覚えてもらえれば」とも。
同社は毎年8月8日の「プチプチの日」に、本社を置く名古屋周辺や東京営業所を置く市ケ谷をはじめ、仙台、渋谷、横浜、大阪、福岡など全国各地の駅周辺でオリジナルグッズを配布。今年の「プチプチの日」は日曜に当たるため8月6日に繰り上げて実施した。