都心のボート場で灯籠流し-千鳥ヶ淵「納涼の夕べ」

千鳥ヶ淵ボート場で開催された「納涼の夕べ」。家族連れや外国人、カップルなど老若男女さまざまな人たちが夏の一夜を楽しんだ。

千鳥ヶ淵ボート場で開催された「納涼の夕べ」。家族連れや外国人、カップルなど老若男女さまざまな人たちが夏の一夜を楽しんだ。

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 桜の名所として知られる千鳥ヶ淵緑道沿いの千鳥ヶ淵ボート場(千代田区三番町)で盆迎え火の7月13日、「納涼の夕べ」が開催された。主催は千代田区。

幻想的な雰囲気の千鳥ヶ淵

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 会場となった千鳥ヶ淵ボート場は、1960(昭和35)年に開設された都心でも数少ないボート場で、桜の時期には乗船待ちの行列ができるほどの人気スポット。昨年の春、ボート場事務所の屋根に18枚の太陽電池モジュールを設置する改修工事を終え、「太陽光発電」による電力を活用する環境に配慮したエコなボート場でもある。

 今回のイベントには、抽選で選ばれた区内の在住者や在勤者ら約200人が参加。68隻のボートに乗船し、船上から灯籠(とうろう)をお堀に浮かべると、周りは幻想的な雰囲気に包まれた。

 桟橋では昨年に続きソロシンガー・MINEHAHA(ミネハハ)さんによるライブアトラクションも行われ、「水鏡」や「千の風になって」などを披露。会場に集まった見物客やボート上の参加者が歌声に耳を傾けていた。

 この日はボート場に隣接する千鳥ヶ淵戦没者墓苑で追悼式が行われたほか、靖国神社で「みたままつり」が始まった。

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