オズマガジンやオズモールなどを展開するスターツ出版(中央区)は現在、神楽坂のアグネス ホテル アンド アパートメンツ東京(新宿区神楽坂2)と映画「借りぐらしのアリエッティ」がコラボした宿泊プランを販売している。
7月17日公開のスタジオジブリ最新作となる同作は、人間の家の床下でさまざまな生活品を借りながら家族と暮らす小人の少女・アリエッティと人間の少年・翔の友情を描いた作品。監督を務めた米林宏昌監督は、同作が監督デビューでジブリ史上最年少監督としても話題を集めている。
プランは、同ホテルのツインルーム1室を映画とのコラボルームに設定し、オリジナルグッズと特別サイズのクッキー、紅茶、映画観賞券(1人1枚)、ホテル内レストラン「ラ・コリンヌ」での朝食ビュッフェをセットにしたもので、1日1室限定。
同社はこれまでにもさまざまな映画とホテルをコラボした宿泊プランを提供。広報担当者は「映画の世界観に合わせてホテルを選択している」と話し、前回は映画「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)2」とロイヤルパーク汐留タワーのコラボ宿泊プランを販売した。「オズモール利用者の中心はF1層(20~34歳女性)なので独身OLなどに訴求していく」(同)という。
プラン料金は1万円(1人、消費税・サービス料込み)~。設定宿泊日は7月17日~8月21日(7月31日・8月13日・同14日は除く)。予約はオズモールのサイト上で受け付ける。