四谷荒木町に「情報カフェ」-周辺飲食店店主らの息抜きの場に

杉大門通りにオープンしたカフェ「THE BLUE DOOR」。入口の青い扉を開けると2階の店舗に続く階段が現れる。

杉大門通りにオープンしたカフェ「THE BLUE DOOR」。入口の青い扉を開けると2階の店舗に続く階段が現れる。

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 飲食店が立ち並ぶ四谷荒木町の杉大門通りに1月25日、カフェ「THE BLUE DOOR」(新宿区荒木町、TEL 03-6457-4979)がオープンした。

店内の様子

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 同店を運営するのは今月24日まで新宿通り沿いで店舗を構えていた不動産会社「Granz」の内藤剛さん。新店ラッシュが続く荒木町界隈の飲食店の多くを仲介してきたが、「物件だけを世話するのではなく、店主らが息抜きできる場所、これから飲食店をやりたい人にアドバイスができる場を作りたい」との思いから同店を開いた。

 店舗面積は8坪。木造築50年ほどの建物を改装した店内は、「これが気に入ってこの物件に決めた」という古い丸太の梁(はり)をそのまま生かした温かみのある雰囲気に仕上げ、店の入り口には映画「ノッティングヒルの恋人」で主人公が住んでいた家のドアをイメージしたという「青い扉(The Blue Door)」を取り付けた。席数はカウンター、テーブル、テラスを合わせ12席。

 主なメニューはコーヒーや軽食で、17時以降はアルコール類やおつまみも用意する。

 内藤さんは「初めて飲食店をやろうとする人は何から何まで不安だと思う。そうした人たちに少しでもアドバイスができれば。いろいろな情報を交換できる場、若い層のお客さまに荒木町を分かってもらう一つのツールとなる店にしたい」と話し、「店主同士がお客さんを共有し、売り上げにも貢献できれば」とも。「この街が好きなので街を良くしたい。古くて良いところを残しつつ、新しい人たちにも入ってきてほしい」と話す。

 営業時間は11時~翌2時ごろ。日曜定休。

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