四谷四丁目交差点そばに6月29日、大学芋の専門店「四谷 十三里屋 本店」(新宿区四谷4、TEL 03-5379-1341)がオープンした。運営は、サツマイモを使用した和洋菓子店「らぽっぽ」やたこ焼き店「くくる」などを展開する白ハト食品工業(大阪府守口市)のグループ会社「四谷十三里屋」(四谷4)。
店舗面積は30坪で、売り場面積は4坪。老舗和菓子店を思わせる店構えの店内には、全国各地の直営・契約農家で収穫したサツマイモを使用して店内で製造した「蜜がけ大学芋」や「厳選焼き芋」などの商品が並ぶ。
大学芋のメニューは、茨城県行方産「紅こがね(拍子切り)」(1箱240グラム=500円)、宮崎・鹿児島県産「霧島紅甘露(乱切り、輪切り)」(500円)、鹿児島県揖宿産紫芋「スイートアメジスト(拍子切り)」(500円)、数量限定の鹿児島県種子島産「安納芋(拍子切り)」(600円)。
焼き芋は、種子島産「安納黄金」(100グラム=231円)、種子島産「あけぼの紫」(210円)、茨城県産「紅こがね」(210円)の3種類を取りそろえ、このほかかりんとうや芋チップ、スイートポテト、パウンドケーキなども用意する。
サツマイモは、江戸時代に「栗(九里)より(四里)うまい」というシャレから「十三里(九里+四里)と呼ばれ、焼き芋屋は「十三里」と看板を掲げていたとされている。広報担当者は「『蜜がけ大学芋』を東京の名物として今後も展開していきたい」と話す。
営業時間は10時~18時。