神楽坂の「冷やし焼きいも」、じわり人気に、一晩寝かせる食べ方提案

神楽坂フーズガーデンで販売する「神楽坂」の焼印入り焼きいも。

神楽坂フーズガーデンで販売する「神楽坂」の焼印入り焼きいも。

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 季節の野菜や食材を販売する「神楽坂フーズガーデン」(新宿区神楽坂3、TEL 03-3260-1566)が提案する「冷やし焼いも」のファンが拡大している。

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 同店は、9月中旬~4月末の期間限定ながら「焼いも」や「大学いも」の販売でも知られる有名店。徳島産の鳴門金時のみを使用し店頭の釜で1時間かけてじっくり丁寧に焼き上げる「焼いも」は、18年前から提供しているが、土産として購入していく人が多いことから、5、6年ほど前に「神楽坂」の焼印を入れて販売し、現在では神楽坂名物の1つとなっている。1日の販売数は約60本で、「天候や人通りの多さなどを見ながら調整する」(同店)という。

 「冷めてもおいしい焼きいも」という評判を受け、同店は「冷蔵庫で1晩寝かせ、翌日輪切りにして食べると芋ようかんのようになる」という「冷やす」焼きいもとしての食べ方を店頭で伝えていくうちに徐々にうわさが広まり、ファンも拡大。新ジャンル、「冷やし焼いも」としての販売も行っている。

 1950年創業の同店は、先代の店主が八百屋として開業。現在は長男の山内一憲さんが2代目として店を切り盛りしている。毎年6月に発売する自家製のらっきょう漬「毘沙門漬」も非常に人気が高い商品。「ナンバーワンを目指すのではなく、お客さんに『あそこでしか買えない』といわれるオンリーワンの商品、品ぞろえを目指していく」と山内さん。

 価格は、焼いも、冷やし焼いも=100グラム130円、大学いも=350グラム580円。営業時間は10時~19時。日曜・祝日定休。

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