満開が遅れた東京の桜、ようやく多くの花見客-千鳥ケ淵の夜桜

都内の桜の名所の1つ「千鳥ケ淵」緑道のライトアップ。今年は太陽光発電による電力を使用している。

都内の桜の名所の1つ「千鳥ケ淵」緑道のライトアップ。今年は太陽光発電による電力を使用している。

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 気象庁による東京の桜の「満開」宣言は、昨年から6日遅い4月2日。3月27日から始まっている「千代田さくらまつり」にも、ようやく多くの人出が見られるようになった。

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 同イベントは、千鳥ケ淵緑道の桜のライトアップやボート場の夜間営業、靖国神社会場でのさくらフェスティバルなど4月5日まで行われている。千鳥ケ淵緑道一帯(約700メートル)の夜間ライトアップの時間は、天候などの状況により変更の可能性はあるが、日没の18時30分ごろ~22時まで。

 今年はボート場に導入した太陽光発電システムによる電力の一部を使用し、LED(発光ダイオード)による省電力・環境配慮型のライトアップを実施。同緑道は都内有数の桜の名所で、毎年100万人を越える見物客でにぎわいを見せる。

 東京の桜は、開花となった3月21日以降肌寒い日が続いた影響で、12日後に「満開」を迎えた。通常「開花」から「満開」への日数は1週間から10日前後。

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