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西五軒町に「鰻次郎 神楽坂」 東京初出店、手土産「鰻おむすび」提案

:「鰻次郎 神楽坂」の「歓喜の一口 鰻おむすび」

:「鰻次郎 神楽坂」の「歓喜の一口 鰻おむすび」

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 ウナギを使った手土産などを販売する「鰻次郎(まんじろう)神楽坂」(新宿区西五軒町)が1月23日、江戸川橋にオープンした。同店は昨年、大阪・泉大津に本店を開き、オンラインショップなども展開する。

「鰻次郎 神楽坂」店主の吉田和敏さん

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 店主の吉田和敏さんは、異業種から老舗のウナギ卸へ転身。「ウナギ卸問屋では、朝から晩までウナギを焼き続けた。今回の手土産専門店では、ウナギをより多くの方に身近に感じてもらいたいと考え、開発したうなぎおむすびを中心に取り扱う。これまでの経験も含めて、携わる者全員でウナギの持つ可能性を柔軟に追求したい」と吉田さん。

 展開する商品は「歓喜の一口 鰻(うなぎ)おむすび」(3,800円)。「秘伝の濃いめタレ」を混ぜた米に、独自配合のサンショウを合わせた「黒」と、独自配合の酢飯を使った「白」の2種類を用意する。ウナギは鹿児島県大隈産の大ぶりのものを使う。ウナギを蒸さずにそのまま焼き上げる「関西地焼き」を採用し、「モッチリとした身とパリッとした皮面の食感が楽しめる」という。

 吉田さんは「毎日産地からウナギを仕入れ、串打ちをしない独自製法で焼き上げることで、ウナギ本来のうまみを引き立たせる。おむすびの開発は試行錯誤したが、老若男女問わず、食べやすく飽きの来ない商品に仕上がった」と話す。贈答品や手土産としてのニーズを想定しているという。「差し入れなどはスイーツになりがちだが、これからはうなぎおむすびも選択肢に入れてもらえれば。近隣の方をはじめ、多くの方に気軽に立ち寄ってもらいたい」とも。

 うなぎおむすびの他、かば焼きや特製だしを使う「うなしゃぶ」なども用意する。「大阪本店でも人気のあるうなしゃぶは、臭みもなく、ふっくらとした歯触りとウナギの甘みを感じてもらえる食べ方。ぜひ試してもらえれば」とも。今後は商品も増やしていく予定。

 営業時間は11時~20時。

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