江戸時代~明治・大正時代の「弁当箱」-新宿歴史博物館で展示

機能性とデザイン性を併せ持つ「ひょうたん型の弁当箱」

機能性とデザイン性を併せ持つ「ひょうたん型の弁当箱」

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 新宿歴史博物館(新宿区三栄町、TEL 03-3359-2131)の企画展示室で7月26日から、所蔵資料展「おべんとう箱-食器の美と技-」が開催されている。

4段重ね構造の「楼閣弁当」

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 開館20周年を記念した同展では、同館で所蔵している江戸時代から明治・大正時代の弁当箱や酒器など600点以上の中から約100点を展示。ひょうたん型や楼閣型など弁当箱には見えないものや隠れた細工が施されているもの、折りたたむと小さくなるものから大人数の食事を1度で運べる大きなものまで多種多様な弁当箱から当時の人々の生活や社会に触れることができる内容になっている。

 弁当箱の展示のほか、「べんとう」という名称が付いた安土・桃山時代から「空弁」「キャラ弁」なども登場した現代に至るまでの弁当箱の歴史や、世界各国の弁当箱なども併せて紹介する。

 開催時間は9時30分~17時30分(入館は17時まで)。月曜休館。観覧無料。9月7日まで。

 同館では夏休み期間中、小学生以上の子ども向けに「勾玉作り」や「万華鏡作り」、「都電荒川線で行く荒川車庫基地見学」などの体験講座を開催。どの講座も定員に達する人気ぶりで、「荒川車庫基地見学」は定員を増やし追加募集を行っている。

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