神楽坂周辺の飲食店で10月10日・11日、食べ飲み歩きイベント「食べないと飲まナイト」が開催される。
同イベントは、参加者に飲食店を「はしご」してもらい、これまで知らなかった店の開拓や気になっていた店に気軽に立ち寄る機会を提案する街の活性化イベント。2011年に上野で始まり、広島、神楽坂、赤坂、鳥取で開かれている。
参加者は専用の回数券チケットを購入。対象店舗で提示することで、各店が設定したドリンクとフードがセットになった特別メニュー「食べ飲まセット」を楽しめる。
神楽坂では第5回となる今回は、開催エリアを富士見から奥神楽坂まで拡大し、43店舗が参加。奥神楽坂エリアの一番端から初参加する「WINE BAR BLOWS IN」(新宿区山吹町)の外山庫太さんは、「神楽坂の端っこというよりは、江戸川橋エリアにも目を向けてもらえるようになるといい。これをきっかけに周辺の飲食店同士でも何らかの情報発信をしていけるようになれば」と話す。
同イベント開催事務局の野原正哉さんは「今回から、当日のチケット引き換えおよび販売は、神楽坂駅前の高齢者福祉施設『神楽坂』で行うことになった。ここを起点に奥神楽坂エリアを強化したい」と意気込む。「(余ったチケットを利用できる)『あとナイト』の内容もさらに充実してきている。新しい神楽坂を発見してほしい」とも。
チケット料金は、前売り券=4,500円(900円×5枚つづり)、当日券=4,000円(1,000円×4枚つづり)。前回の販売数2200部を受け、今回の販売目標は3000部。ネットでの予約購入(郵送受け取り、事前受け取り、当日受け取りを選択)のほか、参加各店舗でも購入できる。「あとナイト」の期間は10月12日~31日。