「神楽坂阿波(あわ)踊り大会」が7月24日、神楽坂通りで始まった。一つは神楽坂下から坂上へ、もう一つは赤城神社前から坂下へと、19時から同時に踊り始めた。
同大会は地元「かぐら連」をはじめとする約30団体、延べ約3500人の出演者が参加し、22日から開催中の神楽坂まつりで「ほおずき市」と並ぶメーンイベント。見物客も多く集まり、夜店もにぎわいを見せる。
阿波踊りは徳島県を発祥とする盆踊りで、400年以上の歴史がある。現在では日本全国で開催され、関東は高円寺、三鷹、大塚、南越谷など各所で行われている。神楽坂始まりは1972(昭和47)年からと古く、規模・歴史ともに都内でも有数。会場となる神楽坂通りの道幅が狭く見物客にとって迫力があるのも特徴だ。
開催時間は19時~21時。25日まで。25日18時からは地元の小学生や幼稚園・保育園児らによる「子ども阿波踊り大会」も行われる。