防衛省近く、靖国通り沿いに店を構えるミリタリーグッズショップ「ミリタリー 将」(新宿区市谷八幡町、TEL 03-6280-8639)が、オープン3年目を迎えた。
防衛省内や自衛隊のイベント会場での限定販売商品が購入できる同店では、オープン当時より3倍ほどラインアップが増え、現在では約1000種類のグッズが所狭しと並んでいる。
中でも今年、圧倒的な人気を博しているのが「デジ迷彩」の愛称で呼ばれる、海上自衛隊のデジタル迷彩グッズ。デジタル迷彩とは、コンピューター処理によって作成された細かいドットが模様を構成している迷彩柄で、今までは陸上・航空自衛隊のラインアップのみの販売だった。昨年、国から現役の海上自衛隊員にデジ迷彩Tシャツの支給が始まったことを受け、同店でも模倣した商品の販売を始めたところ、半年で2000枚を売り上げた。
ファン心をくすぐる、柄の中に隠れるようにプリントされた海上自衛隊のロゴマークがポイントで、大きな反物から作成されるため、商品によってロゴマークの個数は異なる。カラーはブルー。
同店の売れ筋上位10位のランキングは以下の通り。1位=海上自衛隊デジタル迷彩Tシャツ(2,800円)、2位=海上自衛隊デジタル迷彩ハンカチ(400円)、3位=ブルーインパルスベア(小、1,100円)、4位=海上自衛隊マグネット(1,000円)、5位=き章(1,300円)、6位=ドロップス(400円)、7位=プルバック(飛行機、1,000円)、8位=クリアファイル(200円)、9位=ワッペン(1,400円)、10位=ブッシュハット(2,900円)。
今年10月に3年に1度の観艦式が行われることもあり、特に海上自衛隊のグッズの売れ行きが好調だという。8月より発売される海上自衛隊デジ迷彩シリーズ初のバッグも注目を集めている。
営業時間は10時~19時。