防衛省「市ヶ谷台ツアー」が15周年 休日特別公開を実施

同ツアーの見学コースの一つ「市ヶ谷記念館」

同ツアーの見学コースの一つ「市ヶ谷記念館」

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 防衛省(新宿区市谷本村町)は6月6日、市ケ谷にある同省関連施設を見学する「市ケ谷台ツアー」の15周年を記念して休日に特別公開を開催する。

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 一般の人が入ることができない省内を見学することができる同ツアーは、2000年6月1日より開催。通常は平日のみの開催だが、一昨年には見学者が30万人を達成するなど、近隣住民をはじめ老若男女人気のツアーとなっている。

 現役自衛官の案内のもと見学できるコースは、皇室や国賓が公式に同省を訪問する際に儀仗(ぎじょう)が行われる儀仗広場や、陸軍士官学校の一部を移築・復元し、極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷としても使用された「市ヶ谷記念館」、売店やレストランがある「厚生棟」、殉職した隊員に敬意と追悼の意を表す「メモリアルゾーン」など。実際に陸上自衛隊で使用されていた多用途ヘリ「UH-1」(ひよどり)を展示した「屋外ヘリ展示場」では、実際にヘリに触れたり操縦席に座っての記念撮影をしたりと貴重な体験ができる。

 見学時間は、午前の部=9時30分~11時45分、午後の部=13時30分~15時45分。定員は各100人。電話での事前申し込みが必要で、受け付けは5月11日~6月4日までの先着順。

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