飯田橋駅近くに3月11日、鉄板焼き店「神楽坂 OSAKA きっちん」(東京都新宿区神楽坂2、TEL 03-6457-5950)がオープンした。
銀座に本店を構える「OSAKA きっちん」の3店舗目となる同店。本店同様、カウンターに座ると、スタッフが海鮮、野菜、肉を焼くパフォーマンスをが行う。店内は黒で統一され気品のある雰囲気で、1階にはカウンター10席、2階には8人用の個室が2つの計28席。
神楽坂出店のきっかけは銀座本店の客の提案だという。「なかなか物件が見つからず、3店舗目をどこに出店するか悩んでいたところ『神楽坂は客層もすごくいいし、いい店をつくればしっかり客もついてくるから、出してみてはどうか』と言われ、神楽坂で物件を探し始めるとトントン拍子に決まった」と店長の立石さんは話す。
同店は既存店よりも高級感を意識し、より上質な食材を取りそろえる。メーンのステーキにはA5ランクの牛を使い、個別の部位では一頭から150グラムしか取れないリブロースの希少部位「えんぴつ」や牛の尻の部分にあたる「ラムシン」など、珍しい部位も用意する(希少部位は入荷状況により変動)。
コースメニューは、5,000円、7,000円、1万円の3つを用意。それぞれ「冷前菜」「温前菜」「山のもん」「海のもん」「おにく」「 お好み焼き」「デザート」という構成で料理を提供する。
アラカルトメニューは「たたきキューリのラー油マリネ」(580円)、「大人のポテトサラダ」「豚ペイ焼き」(以上680円)、「アボカドチーズ焼き」(780円)、「ありっ茸キノコのバター焼き」(900円)、「ホタテ貝バター醤油」(1,350円)、えんぴつ(100グラム2,500円)、ラムシン(同グラム2,500円)、豚イカ玉(1,100円)、ネギ焼き(1,300円)などを用意。
中でもおすすめは、A5ランクの牛を使った「本日のサーロイン A5 」「本日のテンダーロイン A5」(以上、50グラム~ 2,000円~)。少しずつ食べられるよう50グラムからオーダーが可能となっている。また「焼きしゃぶリブロース」は神楽坂店のオリジナルメニュー。薄切りにしたリブロースをさっと焼き、野菜に包んで提供する。味はもちろんパフォーマンスにも注目してほしいという。
立石さんは「カップルの方、接待で利用される方、外国人の方などさまざまなお客さまに料理を楽しんでほしい。味や雰囲気はもちろん、お客さまのシーンを大事にしながら営業していきたい」と意気込みを語る。
営業時間は17時~24時(ラストーダー23時)。日曜定休(変動の可能性あり)。