東京都心を環状運転するJR「山手線」の中心地点を緯度・経度から割り出すと、「麹町中学校」(千代田区平河町2)付近となることが市ケ谷経済新聞の調べでわかった。
JR山手線の29ある駅の中で最も東に位置するのは「鶯谷駅」(東経139度46分43.813秒)、逆に西は新宿駅よりわずかに西に位置する「新大久保駅」(139度42分0.158秒)。一方南北では、一番南に位置するのが「大崎駅」(北緯35度37分10.92秒)、北は「田端駅」(北緯35度44分17.192秒)。ここから東西南北の中間を割り出すと、麹町中学校や都道府県会館などがある千代田区平河町付近となることがわかった。
駅の位置ではなく、山手線の線路を対象とする東西南北の「端」は、それぞれ「鶯谷-上野」間、「新宿-新大久保」間、「品川-大崎」間、「駒込-田端」間に存在するが、駅の場合とほぼ同様の地点に。
同地点周辺には、南側に国会議事堂や内閣総理大臣官邸があり、東側に最高裁判所などが存在し、山手線の中心はそのまま国の中枢エリアとも重なっている。
同中学校はかつて、番町小学校(千代田区六番町)から麹町中学校、日比谷高校から東京大学へと進むのが「エリートコースのモデル」とされた時代があるなど、名門公立中学として知られている。
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