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市ケ谷に「居酒屋以上、割烹未満」の和食店-鮮魚は神津島から直送

麹町郵便局裏手にオープンした「市ヶ谷 かど」入り口

麹町郵便局裏手にオープンした「市ヶ谷 かど」入り口

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 麹町郵便局裏手に6月12日、和食居酒屋「市ヶ谷 かど」(千代田区九段南4、TEL 03-6261-3390)がオープンした。店舗面積は20坪。席数はカウンター席8席とテーブル席を合わせた32席。

落ち着いた雰囲気の店内

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 都内の飲食店などで経験を積んだ店主・正野寿幸さんが開いた同店。「居酒屋以上、割烹未満」をコンセプトに、カジュアルな雰囲気の中で和食を中心としたメニューを提供する。伊豆・神津島直送の鮮魚や減農薬栽培で育てた秋田の「ひとめぼれ」など食材にもこだわり、ワインや日本酒など、アルコール類も幅広くそろえる。

 都心のオフィス街とその近辺の繁華街を中心に物件を探す中で、「市ケ谷は都心の商業と住宅が混在した地域でありながら街がきれいで整備されている印象を受けた」と正野さん。「雑多な繁華街やオフィス街よりも、飲食店がそれほど密集していない市ケ谷で店を始めた方が存在感を発揮できるのでは」と出店場所に決めたという。店名には自分自身にとって「門出」となる1店舗目であること、立地が「角地」であることから名付けた。

 主なメニューは、「お造り3種盛り合わせ」(1,200円)、「自家製鴨もも肉のくん製」(980円)、「鴨まんじゅう」(500円)、「ごま豆腐の揚げだし」(600円)、「からすみ餅」(550円)、「本日のストウブ飯」(1,350円)など。今後は埼玉の農園で自家栽培している野菜を使った料理もメニューに加える予定だという。

 ドリンクメニューは、常時約10種類をそろえる日本酒(650円~)とワイン(グラス=700円~、ボトル=3,000円~)、焼酎各種(550円~)、生ビール(600円)、ハイボール(450円~)、梅酒(600円)など。40~50代のビジネスマンをコアターゲットに据え、客単価は約4,500円。

 「メニューの充実やスタッフの教育などまだまだ未熟な部分も多いが、お客さまが楽しんで食事をしていただける店づくりに全力で取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~23時。土曜・日曜・祝日定休。

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