市ケ谷駅近くの外堀通り沿いに3月26日、福島会津地方のアンテナ居酒屋「会津 赤べこ」(新宿区市谷田町1、TEL 03-3269-8729)がオープンした。
運営は会津若松市に本社を構える人材派遣会社「エキスパートAIZU」。会津地方の歴史や酒、米を飲食店という形の中で伝えていくことを目的に同店を開いた。郷土玩具「赤べこ」や観光パンフレット、ポスターなどを配置した店内で、会津地方の郷土料理や地酒をメーンに提供する。席数は2階のテーブル席21席と3階の掘りごたつ席36席を合わせた57席。
メニューは、辛みそだれで食べる「会津桜刺し」(780円)や「こづゆ」「ニシンの山椒漬け」(以上480円)、「会津ソースカツ皿」(600円)、「本日の刺し盛り」(1,470円~)、「鮎のうるか」(580円)、「葉ワサビのしょうゆ漬け」(680円)など。ランチタイムには、「ソースカツ丼」と「本日の日替わり」(各800円)を用意する。
ドリンクメニューは、「栄川」「末廣」「宮泉」「会津娘」「鶴乃江」「飛露喜」「奈良萬」「曙」など20種類以上をそろえる会津地酒(800円~)をはじめ、生ビール(500円)、酎ハイ(430円~)、焼酎(480円~)など。日本酒好きの30~50代をターゲットに据え、客単価は4,000~5,000円。
「まずは店にお越しいただき、最終的には会津に足を運んでいただくことが目標。回転率で勝負するのではなく、2時間、3時間と居ていただいて会津の地酒や料理をいろいろ楽しんでいただき、どれだけ満足していただけるかが勝負」と飲食部マネジャーの江波戸秀誓さん。「本当に居心地のいい店、市ケ谷に根付くような店づくりをしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~13時30分、17時~22時(フード)・22時30分(ドリンク、以上ラストオーダー)。日曜・祝日定休。