クリスマスにちなんだ展示やワークショップなどを開催中の「東京おもちゃ美術館」(新宿区四谷4)で現在、「サンタクロースへ手紙を書こう」コーナーが人気を集めている。
同コーナーでは、展示施設の一角に投函口を設けた大きな箱を用意し、来館者が自由にメッセージを書くことができる。現在までに集まった手紙は、昨年を大きく上回る1,000通以上で、子どもから大人までさまざまなメッセージが寄せられている。
手紙には欲しいもののリクエストや願い事のほか、「いつもありがとう」「かぜひかないでね」「ながいきしてください」「だいすき」などサンタクロースへの気持ちを込めたものも多い。同館を運営するNPO法人日本グッド・トイ委員会の担当者は「姿の見えないサンタクロースへ手紙を書くことで夢を持ってもらい、サンタクロースを思う気持ちを育てたい」と話す。
24日には、環境先進国デンマークから来日し、各地で環境保護や森林保護のメッセージを伝える環境親善大使として活躍する「グリーンサンタ」が登場。歌やマジックを披露するほか、子どもたちへのプレゼントも用意するという(11時~11時30分、12時30分~13時)。
2006年に設立された「グリーンサンタ基金」では、プロジェクトの収益金と企業からの寄付、グリーンサンタクラブ会員からの会費収入を基に、植林や国産材製品の製作、自然教育などの社会貢献事業を展開。同館が「木育」を推進していることから来館が決まった。
開館時間は10時~16時。木曜休館。同コーナーは12月25日まで。