神楽坂の若手店主らが集まり共同企画-今年のテーマは「学校」

各店の企画内容やワークショップの時間割、神楽坂のお散歩マップなどを掲載したイベント用の共通パンフレット。記載された順番に折り畳むと校舎の形になるという仕掛けも。

各店の企画内容やワークショップの時間割、神楽坂のお散歩マップなどを掲載したイベント用の共通パンフレット。記載された順番に折り畳むと校舎の形になるという仕掛けも。

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 神楽坂エリアで営業を行う16店舗で結成された「カグラザカヨコロジー」は6月18日~20日、共同企画「散歩でめぐるガッコロジーin神楽坂」を開催する。

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 神楽坂の「横路地」と足で街を歩く「エコロジー」を組み合わせて名付けられた「カグラザカヨコロジー」は、老舗の店が多い神楽坂の中でも比較的新しく若い店で構成。昨年6月に開催した「散歩でめぐる一日世界旅行 in 神楽坂」に続く2度目の企画となる。

 今回は、神楽坂の「横路地」と「学校」を組み合わせて「ガッコロジー」と名付け、各店舗が1つの教科をテーマにした先生になり、展示や販売、イベントを期間限定で行う。参加各店では現在、各店の企画内容やワークショップの時間割、神楽坂の散歩マップなどを掲載したイベント用の共通パンフレット1万部を配布している。パンフレットには、記載された順番に折り畳むと校舎の形になる仕掛けも用意し、3日間で全店舗のスタンプを集めた参加者には「ご褒美」も。

 参加店は、貞(算数)、artdish(家庭科)、ベルパッソ(理科)、nicoLA(寄り道)、マンヂウカフェmugimaru2(給食)、日本茶 茜や(国語)、フラスコ(遠足)、大洋レコード(音楽)、うす沢(おべんきょう)、gallery坂(美術)、galon(道徳)、Salon de The Un Gateau(おやつ)、鮎藤革包堂(生物)、ラ・ロンダジル(放課後)、昼行灯ろびん・赤提灯ろびん(調理実習)、カド(中国茶)の16店舗。

 理事長を務める「貞」の日野貞明さんは「前回は20~30代、50代くらいの男性、子どもまで幅広い人たちが参加してくださった。前回は各店の日程にバラツキもあったが、今回は同日程での開催。各店とも遊びと本気の部分があり、参加者にもそこを楽しんでもらいたい」と話し、「神楽坂では個々やNPO法人などが主催でやっているイベントは多いが、いくつかの店が集まってやっているものはない。(当イベントは)メンバーみんなが同じ目線を持っている。まだ検証段階ではあるが、これが盛り上がれば街も面白くなると思う」と期待を寄せる。

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