市谷活性化イベント「いちがや まちキャン」が5月3日・4日、市谷のDNPプラザ(新宿区市谷田町1)で開催される。
DNPプラザを拠点に活動する地域コミュニティーからのリクエストを受けて実現したという同イベント。大日本印刷の坂元美穂さんは「コミュニティーから楽しみながら学べる体験イベントの要望があり、地域の皆さんの意見を元に企画した」と話す。
期間中、親子が無料で参加できるワークショップを行う。思い思いにスタンプを押して模様をつける「こいのぼりづくり」や、魚やクラゲを型取った「海のいきものカードづくり」、ハーブと草花を束ねる「ハーブの香りを楽しむスワッグづくり」、スピンドルという道具を回して羊毛から糸を紡ぐ「おやこで楽しむ糸つむぎ」など6種類のワークショップを用意。大人向けのワークショップは「コーヒー講座」(参加費1,500円)など。
そのほか、コーヒーやジュースを飲みながら談笑する「いちがや喫茶部」(参加費500円)なども企画する。「地域とのつながりを大切にしたい」と発案されたたこの取り組みは、バリスタの草薙たみさんをはじめ、同エリアの企業、学生、近隣の住民など有志のメンバーで定例的に開く。「通常開催は毎月第3月曜だが、イベントに合わせて特別に開催する」とも。
会場の一角には人工芝を敷き詰め、「ゆったりゴロゴロできるスペース」も設けるという。「子どもから大人まで幅広い方に楽しんでもらうのと同時に、ワークショップを通してエコや環境など、身近な社会課題について考えるきっかけにもなれば」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~17時。コーヒー講座のみ17時~、19時~。