桜の名所として知られる千鳥ヶ淵や靖国神社周辺で「千代田のさくらまつり」が3月22日から開催される。主催は千代田区と千代田区観光協会。
期間中、全長約700メートルにわたる桜並木「千鳥ヶ淵緑道」のライトアップや、区営千鳥ヶ淵ボート場の夜間営業を実施する。
初の試みとして、近隣地域の桜名所や飲食店、土産店を巡る近隣地域周遊ツアー「千代田よりみちTrip」を期間中に予定する。千代田区観光協会の本郷さんは「今年は来場者に千代田区のさまざまな地域に寄り道していただきたいと考えた」と話す。
昨年初開催で人気を集めた、近隣地域8スポットを巡る「リアル謎解きゲーム」や、混雑緩和のためのAIカメラによるリアルタイム配信サービスも継続して実施する。
区内の桜の名所を回る無料周遊バス「さくら祭り号」や、丸の内と千鳥ヶ淵を結ぶ無料シャトルバス「丸の内ダイレクトシャトル」も特別運行するという。「桜にまつわるイベントやキャンペーンなど、幅広く用意しているので、花見ついでにぜひ気軽に参加してほしい」と呼びかける。
4月2日まで。