「神楽坂 すし 旭飛(あさひ)」(新宿区若宮町)が若宮町にオープンして、1月1日で2カ月がたった。
店主の瀬尾篤史さんは、すし職人として約27年の経験を持つ。浦和にすし店を構えていたが、「10年目を機に、心機一転スタートしたい」という思いから同店を開いたという。瀬尾さんは「豊洲での安定した仕入れをそのままに、新たな地で店づくりに精進する。試行錯誤して積み重ねてきた自分のすしも仕上がりつつある。神楽坂は以前から好きな街の一つ。多くのすし店が軒を連ねる中で勝負したいという思いもあった」と話す。
提供するコースは、「握り」(1万9,800円)と「肴と握り」(2万7,500円)の2種。シャリは無農薬特別米を使い、赤酢を独自にブレンドし仕上げる。「新鮮で良いネタを使うのはもちろん、ネタとシャリのバランスも重視する。コース構成も熟思し、一連の流れで料理が完成すると考える」とも。
店は建物の2階に位置し、席数は、カウンター=7席、個室=6席。以前より広くなったという。「広々とした店内で、お客さまがゆっくりとすしを楽しめるように」との思いを込めた。「すしを食べる空間も含めて、良い時間を提供したい。この地でのさまざまな出会いを大切にしながら徐々に地域になじんでいきたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=12時~14時(土曜・祝日のみ)、ディナー=17時~22時30分。日曜定休。