大阪発祥のラーメン店「鶏soba座銀(ざぎん)」(新宿区神楽坂3、TEL 03-5579-2979)が神楽坂にオープンして、9月7日で1カ月がたった。
「銀の葡萄(ぶどう)」(大阪市中央区)が関西エリアを中心に展開する同店。フルスイング(大阪市中央区)がフランチャイズで東京初出店した。COOの加藤友樹(ゆうき)さんは「私たちが関東フランチャイズ1号店。関西で支持を得てきたこのブランドを、神楽坂をはじめ東京の皆さんにぜひ食べていただきたい。思い入れのある店なので大切に作り上げたい」と話す。
看板メニューは揚げゴボウを載せた「鶏soba」(1,000円)。提供直前に豚と鶏のスープと鶏脂(チーユ)を加え、「口当たりを、よりまろやかにする」ために泡立てる。動物スープ以外にも煮干しなどの魚介スープを使い「味に深みを持たせる」という。そのほか、「地鶏醤油(しょうゆ)soba」「鶏白湯混ぜsoba」(以上1,000円)など。サイドメニューは「炙(あぶ)り肉ずし」(380円)、「唐揚げ」(300円~)など。
加藤直樹店長は「鶏白湯スープのラーメン店は近隣にはない。ブランドの名にかけ、神楽坂の飲食店としてふさわしい店づくりを行いたい」と意気込む。
「ラーメン店ながら小料理屋をイメージし、大切な人を連れて行きたくなるような体験型のラーメン店を目指す」という店内は黒を基調とし、席数は、カウンター=9席、テーブル=10席。スタッフは割烹着を着て接客する。食器類は特注。「味はもちろん、店全体の雰囲気などにも意識を向けている。食べるだけでなく、空間全体も含めて当店を一度体験してもらえれば」とも。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=18時~21時30分。月曜定休。