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新宿歴史博物館で企画展 地域ゆかりの画家の作品や手紙など展示

「新宿歴史博物館」堀潔「逆光の日本聖書神学校」

「新宿歴史博物館」堀潔「逆光の日本聖書神学校」

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 新宿区立新宿歴史博物館(新宿区四谷三栄町、TEL 03-3359-2131)で現在、企画展「新宿の画家たち -出会う、暮らす、描く。-」が開催されている。

「新宿歴史博物館」展示作品

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 同展では、新宿かいわいに縁のある画家による作品やデッサンに加え、ゆかりの品々、画家の描いた手紙や書籍など約100点を展示。画家の暮らしや交流関係なども含め、画家自身の姿を考察する。画家の佐伯祐三・米子夫妻や、中村彝(つね)、曾宮一念(そみやいちねん)らをはじめ、新宿かいわいには多くの画家が住んだり、アトリエを構えたりした。大正から昭和にかけて、日本近代洋画の確立期を担った歴史があるという。

 近隣を描いた絵画作品を中心とし、人物画や静物画も展示するほか、併せて佐伯祐三が曾宮一念に贈ったイーゼルなどを紹介する。担当者は「堀潔(ほりきよし)の画材道具には、創作の痕跡が残されているなど、物が語る画家たちの暮らしぶりや、交流の深さなどにも注目してほしい」とも。

 画家の松本竣介は、絵画作品以外にも、妻と月刊誌「雑記帳」の編集と刊行を行っていたという。工芸や建築など、幅広い分野の執筆者が関わり、藤田嗣治なども寄稿していた。「彼らが語る言葉から、新宿かいわいの画家の暮らしぶりや関係性を知ることができる」とも。

 担当者は「当館は歴史博物館だが、美術作品も所蔵している。近隣に住んだ画家全員を網羅しているわけではないが、新宿にゆかりある画家たちの存在や、画家同士の交流を知っていただき、作品を楽しんでもらえればうれしい」と来館を促す。

 開館時間は9時30分~17時30分。第2・4月曜休館。入館無料。6月11日まで。

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