東京の桜の名所の一つである千鳥ヶ淵周辺で3月24日から、「千代田のさくらまつり」が4年ぶりに開催される。
コロナ禍で3年間中止となっていた同イベント。担当者は「桜が咲いているにもかかわらず、来場を自粛するよう呼びかけざるを得なかった数年間だった。開催できることになり、我慢がようやく報われたように感じる」としつつも、「観桜客が押し寄せる危険性に留意して準備している」とも。混雑緩和のため、初めてAIカメラによる混雑状況のリアルタイム配信サービスを導入する。
期間中、全長約700メートルの桜並木「千鳥ヶ淵緑道」をLED電球で照らすライトアップや、区営千鳥ヶ淵ボート場の夜間営業などを行う。そのほか区内では、商店街や団体などによる関連イベントも開催。
初の試みとして、謎解きゲーム「怪盗ブロッサムの挑戦状」も実施する。参加者は特典付きのキット(500円)を購入し、千代田区内を周遊して謎を解く。達成者には抽選で景品などを進呈する。
桜の開花時期が平年より10日早まったことに関しても、「想定内であり、予定通りの日程に開催する」という。
4月4日まで。リアル謎解きゲームは4月16日まで。