曙橋に立ち飲み店「神戸スタンド田中屋」(新宿区舟町、TEL 03-5545-5747)がオープンして1月7日で2カ月がたった。
店主の田中英男さんは神戸出身。神戸の割烹(かっぽう)和食店「花れんこん」、「あんかけや」、「あぐら」などの店主を経て上京。地域を問わず飲食店のプロデュースも20店以上、手がけてきた。田中さんは「近隣に立ち飲みでき、かつ落ち着いた雰囲気のある店がなかったため店を開くことにした」と話す。
数軒隣で、赤坂から6年前に移転した和食店「神戸ごはん田中屋」も経営していることから、シーンに合わせて両店の利用を促す。「移転前は、ありがたいことに接待で利用いただくことが多かったが、もっと気軽に料理や酒を楽しんでもらいたいという思いもあった。現在は、よりカジュアルなシーンで利用できる店づくりを心がけ、立ち飲み店も開くことで、さらに多くのニーズに応える。荒木町や四谷、神楽坂からもアクセスしやすい場所にあるので、仕事帰りや二次会にも利用してもらえれば。気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。
メニューは「まぐろとアボカド春巻」(320円)、「天ぷら盛り合わせ」(780円)、「トマトチーズグラタン」(600円)、「牛すじカレーうどん」(730円)などさまざま。「チェーン店とは異なる、手仕込みのつまみや料理をスピーディーに提供したい。基本的には立ち飲み店だが、席も用意しているのでゆったりと時間を過ごしていただくこともできる」とも。
営業時間は17時~23時。日曜定休。