神楽坂の毘沙門天善國寺(新宿区神楽坂5)の境内で12月9日、「青森県つがる市物産市」が開催される。つがる市産の農作物や特産品などを販売するイベントで、開催は今年で4回目。主催は青森県つがる市
つがる市は「より多くの人につがる市を知ってほしい」という思いから2019年、事務所とアンテナショップ「果房 メロンとロマン」を神楽坂にオープンした。同店は日本初のメロン専門工房として、つがる市の特産品の一つであるメロンを使ったスイーツを提供してきた。物産市では同店の食事券も用意する。
物産市の農作物コーナーでは「サンふじ」などのリンゴや、ニンニク、長ネギ、土付きゴボウなどの野菜を取りそろえるほか、青森のブランド米「つがるマロン」の「お米すくい」なども企画する。加工品コーナーでは、つがるブランドのゴボウを練り込んだかりんとうや乾麺「牛蒡(ごぼう)めん美人」やなどのほか、蒸したもち米を赤シソやキャベツと一緒に漬けた郷土料理「すしこ」などの漬物を用意する。
会場には、つがる市のマスコットキャラクター「つがーるちゃん」が登場し、連日多くの参拝者が訪れている境内で、つがる市の魅力をアピールするという。青森県つがる市東京事務所の神翔太さんは「活動を通じて神楽坂かいわいの皆さんがつがる市を深く知るきっかけとなれば」と話す。
開催時間は9時~15時。