神楽坂で現在、イルミネーションイベント「神楽坂竹あかり2022」が開催されている。主催は神楽坂通り商店会で、開催は2年ぶり。
期間中、毘沙門天善國寺門前に竹のオブジェを設置。神楽坂通り沿いの街路灯に竹で作られた竹明かりをともす。竹明かりには、魔よけや福を招く意味合いのある日本古来の図柄「猪目(いのめ)」を施しているという。
同時に「秋の神楽坂」をテーマにした「神楽坂フォトコンテスト」を11月23日まで開催。インスタグラムで同イベントのオフィシャルアカウントをフォローし、写真を投稿することで応募が完了する。
神楽坂通り商店会会長で、「神楽坂 助六」3代目店主の石井要吉さんは「伝統と現代が触れ合う粋なまち」を掲げ、街の取り組みを続けてきた。石井さんは「このイルミネーションは、伝統文化に敬意を払い、街並み景観を大切にした住民主体イベントの一つ。コロナ禍に配慮し、今回は神楽坂通りに面したエリアに限定した。一方で、ようやく日常を取り戻しつつある街並みを見て、中止していたイベントを復活できたことは喜ばしい。感染対策は引き続き行いながらも、20年ぶりに新しくなった街路灯や竹明かりを見ながら神楽坂を散策してもらい、この街の雰囲気を体感してもらえれば」とほほ笑む。
神楽坂竹あかりは11月16日まで。